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「読書と豊かな人間性」の授業内容と指導法の検討」

立教大学の中村です。 

 標記タイトルの公開シンポジウムを、2026年3月15日(日)9:00~12:30に立教大学池袋キャンパス7号館1階 7151教室で実施します。構内でちょっと見づけづらい場所なので、池袋キャンパスマップをご覧になっていらしてください。事前申し込み制で、こちらで受け付けております。

 このシンポジウムは、私(中村)が編集を担当した教科書、『読書と豊かな人間性』(樹村房,2026)の出版記念として、出版社の株式会社樹村房のご協力を得て実施します。冒頭では、同書出版の経緯と趣旨を報告します。続いて、同書の出版において心理学の立場から大きな貢献をされた黒沢学氏(東京電機大学教授)の基調講演「子どもの読書をどう導くか」をしていただきます。

 今回の教科書の最大の特徴は、心理学の動向を十分に埋め込んでいるという点にあります。心理学が明らかにしてきたこと、心理学の可能性、また限界をもよくご存知の黒沢学先生に四つの章をご寄稿いただけたことは、ほんとうに幸いなことでした。黒沢先生と私は、お互いが大学院博士課程時代からの友人で、同じキャンパス内の医学部図書館の夜間開館のアルバイトで出会いました。若い頃、一緒に論文を書いたり、研究をしたりしたこともありますが、お互い就職し、私が京都に行ったり、また私生活が少し忙しくなったりして、一緒に研究する時間をとれないでいました。しかし、2023年秋に、もともとは私が編集することにはなっていなかった本書が私のところに転がり込んできて、というのか、私がそれを自ら拾ったのか?!、そして、黒沢先生とふたたび一緒にお仕事をさせていただく機会を得ることができました。黒沢先生の、それこそ「人間性」も知ったうえで、黒沢先生への多くの章のご寄稿をお願いしたものです。大変貴重な玉稿を賜り、感謝に堪えません。ぜひ、黒沢先生のお話を聞きに、みなさまにお集まりいただきたいです。

 基調講演に続いて、学校図書館現場の実践をもと版に貢献された江竜珠緒氏(明治大学付属明治高等学校・中学校司書教諭)、中山美由紀氏(成蹊大学非常勤講師)から、同科目の教育に対する期待についてご発表いただきます。さらに、各地の大学で「読書と豊かな人間性」を教えている4名の担当者から授業実践の報告と今回出版される『読書と豊かな人間性』への受けとめをうかがいます。冒頭は、執筆者の一人でもある片山ふみ氏(聖徳大学准教授)から、同科目と司書資格付与における必修科目の「児童サービス論」の指導実践における挑戦と希望について、教育実践にもとづいたご報告をいただきます。そのうえで、同科目の教科書執筆経験のある立田慶裕氏(国立教育政策研究所名誉所員)と、また同科目の担当経験のある松田ユリ子氏(法政大学非常勤講師)、小野寺愛美氏(東京子ども図書館職員)の方からコメントをいただいきます。この日の記録は、本サイトSpontane.infoで可能な限り公開していきたいと考えています。

 みなさま、ぜひお運びください。

著者
中村百合子
公開日
更新日
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